JR園部駅の西口を出てすぐ、杉と竹に囲まれた小高い丘に鎮まるお社です。小山東町・小山西町(旧・小山村)の鎮守として、奈良の春日大社と同じ春日四神をお祀りしています。
『船井郡神社誌』によると、天喜2年(1054年)に丹波介・藤原兼重がお祀りしたのが始まりと伝わります。もとは徳雲寺に近い塩田山にあり、中世には「塩田宮」とも呼ばれました。今の場所へ移ったのは天和3年(1683年)です。
中世の丹波は都に近く、藤原氏の荘園が広がった土地でした。小山村は藤原道長の私領に始まる「野口荘」に属しており、荘園の守りとして藤原氏の氏神である春日神を祀ったと考えられています。園部に春日神社が多いのはそのためです。
江戸時代の『寺社類集』には「小山村 産神 春日大明神」とあり、古くから村の産土の神として大切にされてきました。
奈良・春日大社と同じ「春日四神」です。
白い鹿に乗って春日の地に来たとされ、鹿が神様のお使いになりました。
下総・香取神宮の神。武甕槌命とともに国譲りで活躍した武の神です。
天岩戸の前で祝詞を奏上した神。中臣氏(藤原氏)の祖神です。
天児屋根命の妃神とされます。
拝殿の奥に、本殿を雨風から守る覆屋(おおいや)があります。中には木の本殿が収められていて、拝殿からまっすぐに拝めます。
向かって左から順に、次のお社が並んでいると紹介されています。
水天宮の御祭神や由緒は、今回の調べでは分かりませんでした。
| 所在地 | 京都府南丹市園部町小山東町谷ノ下38(個人の参拝ブログによる) |
|---|---|
| 場所 | JR園部駅西口のすぐ前。京都医療科学大学へ向かう坂道の手前に鳥居 |
| 御祭神 | 武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神 |
| 創祀 | 天喜2年(1054年)と伝わる(『船井郡神社誌』) |
| 遷座 | 天和3年(1683年)、塩田山から現在地へ |
| 電車 | JR山陰本線(嵯峨野線)園部駅から歩いてすぐ |
| 車 | 神社の駐車場は未確認。駅周辺の駐車場が便利です |